あさやけ通信
自主製品のご紹介
ビーズ製品(ブレスレッド・ストラップ・メガネチェーン)
焼き菓子(写真はシフォンケーキ。他にもマドレーヌ・マフィンなどを作っています)
和ふきん(一枚一枚ミシンで縫っています)
活動内容
作業所では、社会的な生産労働に集団的にとりくむことを通して仲間たちのゆたかな発達をめざします。
◆ ミシンを使った縫製作業…台所用ふきん・小物縫製品を作っています。30年以上続くあさやけ作業所伝統の作業です。 ◆焼き菓子…シフォンケーキ・マドレーヌ・マフィンなどのお菓子を作っています。受注製造も行っています。 ◆袋詰めなどの下請け作業…調理器具や食事用品の袋詰め作業に取り組んでいます。 ◆ネジ締め・ダイレクトメールなどの受託作業…精密機械の小さい部品のネジ締めや、ダイレクトメールの発送準備に取り組んでいます。 ◆ビーズアクセサリー作り…可愛いストラップやブレスレットを作っています。
これらの作業を各作業班に分かれて取り組んでいます。 給料は月額3000円~4000円で、年に2回ボーナスが支給されます。
→外部での販売活動を行っています。 あさやけ製品の詳細はこちらをご覧ください。 |
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毎週水曜日の午後、週単位のリズムをつけるために、作業班とは別のグループでレクリエーション活動を行っています。内容はウォーキング、カラオケ、絵画、体操などです。講師やボランティアさんが協力してくださっています。 | |
誕生会の運営、バザーのあしたの会のお店の企画、ミニショップの開催、ボーナス時の外出のとりくみ等について、相談、計画します。行事や、あさやけの活動に自分たちの考えや希望をいかし、また、仲間全体への気配りを大切にする意欲的なメンバーにより運営されています。作業所生活を進めていくうえで困っていることや改善してほしいことなども話し合いをしています。 | |
地域のとりくみ
サマースクールの開催
小平に在住・在学している障害をもつ中・高校生を対象に、毎年8月に一週間夏休みの生活をゆたかにすることを目的に開催しています。内容は作業の体験、創作活動、プール、川遊びなどです。各学校の先生方や実習生の学生達が企画・運営・実施をお手伝いしてくださいます。
あさやけ作業所の理念と歩み
あさやけ作業所理念
- 作業所の主人公である障害をもつ仲間たちのゆたかな生活と 発達の保障をめざし、労働を中心にした総合的なとりくみをすすめます。
- 障害者と家族のねがいや要求をもとに、生き生きとした作業所としていくために、みんなで力を合わせて運営をすすめます。
- 地域や社会に広く障害者の問題を訴え、多くの人々と共に障害者の権利を保障していく運動をすすめます。
あゆみ
あさやけ作業所は「障害が重くても働くことを通して社会と結びつき、生きる喜びを感じられる社会」をめざして、地域における民間の障害者団体(名称・障害者の権利を守り生活の向上をめざす会)によって開設されました。1974年(昭和49年)6月、養護学校を卒業した重度の障害をもつ仲間5名を主人公に、木造の民間アパート二間をかりて産声をあげました。
当初は公的な援助や助成もなく、バザーや廃品回収などで作業所の財源を捻出しての運営でした。仕事は下請けの単純なもので、受け取る工賃も僅かでしたが、自分で額に汗してえた喜びはなにものにも変えがたいものでした。
設立のころ目的にかかげた柱は次の次のとおりです。
障害者の種類や程度をこえた集団づくり
重度障害者の労働保障のとりくみ
地域にねざした作業所づくり
あさやけ作業所 | ||||
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